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WordPressサイトを高速化するための7つのポイント

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WordPressサイトを運営する上で、よく悩みとして挙げられるのがページの表示速度が遅いというものです。

「WordPress=遅い」というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、これは大きな間違いです。適切な対策をしておけば、サクサク動く高速なWebサイトをWordPressで公開することができます。

この記事では、WordPressを高速化してページ表示速度を改善するための方法をご紹介しています。

1. テーマを見直す

ほとんどの場合、テーマを見直すことでWordPressサイトのページ表示速度が劇的に改善されます。

  • そもそも高速化を意識されていないテーマを使っている
  • 無駄に高機能なテーマを使ってしまっている

上記のように、そもそもWordPressのテーマが高速化を意識していなかったり、目的に合ったテーマを選べていない可能性があります。

ブログやメディアをWordPressで運営する場合は、ブログ・メディア向けのテーマを選んだ方がいいです。

理由は、ブログやメディアに必要な機能がしっかりと揃えられていて、かつページ表示速度が意識されている場合が多いからです。

2. レンタルサーバーを見直す

レンタルサーバーも、WordPressのページ表示速度に大きく影響する要因の1つです。

もし、今お使いのレンタルサーバーが低価格のサーバーを利用している場合、エックスサーバーなどの人気サービスに乗り換えることでサイトの表示速度が大きく改善される可能性があります。

国内の主要レンタルサーバーの人気プランであれば、月額1,000円程度で十分高性能、かつ高速なレンタルサーバーを利用することができるので、サーバーに原因がありそうであれば、すぐに乗り換えを検討するのがおすすめです。

またエックスサーバーなど、WordPressのサーバー移行を簡単に行ってくれるサービスを展開しているため、手間もかなり減らすことができます。

おすすめのレンタルサーバーについては、こちらをご覧ください。

3. プラグインを減らす

プラグインはWordPressのサイトに色々な機能を追加したり、カスタマイズすることができる便利なツールですが、プラグインを追加しすぎるとページ表示速度が遅くなる原因となります。

なるべくプラグインを使わない方法で機能実装したり、最初から必要な機能が揃っているテーマを活用することによって、ほとんどプラグインに頼らない形でWordPressのサイトを運用することができます。

4. キャッシュプラグインを利用する

上記でプラグインはなるべく減らした方がいいとご説明しましたが、キャッシュプラグインはどれか1つインストールしておくのがおすすめです。

キャッシュプラグインを導入することにより、ページが表示される時の処理を減らすことができ、結果としてページの表示速度が改善されます。

キャッシュプラグインは色々な種類がありますが、おすすめは「WP Super Cache」です。

5. ファイルを圧縮する

Webサイトを表示する時には、CSSやJavaScript、その他画像ファイルなど様々なファイルの読み込みが行われています。

サイトに表示されるコンテンツの量が増えていくと、それだけ読み込むファイルの数も増えて、ページの表示速度が遅くなる原因となります。

それを解決してくれるのが「ファイル圧縮」という手段で、複数のファイルを圧縮し、1つにまとめることによってファイルの読み込み時間を減らすことができます。

「Autoptimize」というプラグインを使えば、プラグインを有効化するだけで簡単にファイル圧縮を導入することができます。

6. 画像を圧縮する

画像は、Webサイトを表示する時に読み込まれるファイルの中でも大きなサイズを占めています。

EWWW Image Optimizerというプラグインを利用すれば、画像の見た目はそのままに、画像ファイルのサイズだけを小さくすることができます。

また、アップロード時に自動で圧縮してくれるので、余計な手間もかからず、簡単に画像ファイルを圧縮することができます。

7. 画像の遅延読み込みを導入する

画像ファイル関連でもう1つ高速化を実現するためにおすすめの方法が、画像の遅延読み込みを導入するという方法です。

通常、Webページを開いた時はページ内の画像ファイルをすべて読みこむようになっていますが、遅延読み込みを導入することによってスクロール時に順次画像ファイルが読み込まれるようになるため、最初のページ読み込みのタイミングで読み込むファイルのサイズを小さくすることができます。

こちらもプラグインを導入するだけで簡単なので、WordPressサイトを作ったら初めに導入しておくといいでしょう。「a3 Lazy Load」というプラグインがおすすめです。

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